-2021年の大きな動きは。

 当社では、CSV×DXで社会的な課題解決を目指し、社会と成長していくことを目指してきました。その一環として昨年12月には、一昨年に発売したドライブレコーダー・テレマティスクサービス「F-ドラ」などのデータから広域の路面情報を把握し、AI画像分析技術で自治体などにおける点検・管理業務を支援する「ドラレコ・ロードマネージャー」を販売。事故につながる危険な道路損傷の早期修繕により、安全なまちづくりを支援する新たなビジネスを開始しています。

 -新たなサービス展開は。

 従来、保険は事故後の経済的損失を補償するものでしたが、事故や災害を未然に防ぐ機能や影響を減らして回復を支援する機能など、新たな価値を提供する「DX valueシリーズ」を展開しています。これまでには、通信機付き専用ドライブレコーダーを活用し、危険運転を検知して注意喚起を促す「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」「F-ドラ」や、健康管理アプリで病気の予防や健康経営のコンサルティングなどを行う「健康経営支援保険」を販売。さらに今年は、セキュリティソフトとサイバー事故の損害を補償する保険を組み合わせた「見守るサイバー保険」の本格販売を開始します。

 -今後注力する取り組みは。

 自然災害が頻発する中、気候変動リスクは世界共通の課題です。当社も自社事業の脱炭素化やお客さまの課題解決支援に努めています。昨年7月からは、CO2排出量の簡易算定を当社負担で行い、脱炭素化に向けた支援をワンストップで提供するサービスを開始。企業向けの火災保険では、被災建物などの復旧だけでなく、CO2排出量削減に資する設備を採用する際の追加費用を補償する「カーボンニュートラルサポート特約」を発売しました。持続可能な社会の実現を社会的使命とし、今後も取り組みを進めていきます。