-昨年を振り返って。

 新型コロナウイルス感染が広がり始めた1年半ほど前から取り組んでいた、オンラインミーティングや電話転送システムなどITの活用によって効率的な働き方が定着しました。まだ新規開拓も制限される中、既存の顧客とのコミュニケーションを重視。今何を望んでいるかをしっかり把握し、サービスを提供するように心掛けてきたことが功を奏したのか、仕事の数も増加。売り上げも好調に推移し過去最高を記録しました。特に、約55%の売り上げを誇る海外の取引先からは、今まで数年間取り組んできたことが評価され、大事な時期での特許出願を任されているのではないかと感じています。

 -出願などの特徴は。

 ここ最近、特徴的だったマスクとかではなく、企業ごとの本業に回帰し、コロナ前に戻ろうとしている傾向が見てとれます。企業がいつも行っている出願内容が顕著で、動けなかった時期を取り戻そうと活発化してきています。

 -新しい取り組みは。

 機密性の高い書類の取り扱いが多く、完全ペーパーレス化に取り組んでいます。よりセキュリティーを高めネットワークを構築するなどDXを進めている段階です。周知活動に関しては、知的財産により関心を持ってもらえるようホームページ上でのオンラインセミナーや、岐阜大学での産学官連携推進本部による知財セミナーを社会人向けに開催しています。

 -今年の抱負は。

 4月から法人名が従来の特許業務法人から弁理士法人に変わります。弁理士の名が前面に出ることでより知名度が上がり、知的財産に関する幅広い業務を相談・依頼しやすくなることが期待されます。エネルギー資源の少ない日本においては知恵で勝っていくしかありません。ここ岐阜で企業の皆さまから頼りにされる「弁理士法人」を目指します。