-2021年を振り返ると。

 コロナ禍に振り回されながらも「医療と福祉のトータルサポート」を心掛けました。緊張感を持って消毒やマスクの着用を徹底し、店舗に発熱者用の別室を設けるなどして感染対策に万全を期しています。

 -主軸の薬局事業の状況は。

 地域に密着した薬局を心掛けて、昨年は店舗がある羽島郡岐南町の小中学校に手指消毒用アルコールを寄贈しました。ただ、これからの薬局は薬を出すだけでなく、地域の悩みも聞くなどプラスアルファが必要です。地域連携薬局の増加や、がんなどの専門的な薬学管理が必要で、需要が高まっている専門医療機関連携薬局の認定にも力を入れています。現在、蘇原店、三津屋店、忠節店の3店舗が地域連携薬局に、中央店が県内で初めて専門医療機関連携薬局に認定されました。

 -薬剤師が学校で出前授業などをしている活動について。

 岐阜市内の中学校で講師を務め、これからの薬局に求められる役割や機能について実体験を交えながら話をさせていただきました。ほかにも名古屋の大学で講師として登壇しました。

 -介護事業の状況は。

 高齢化で需要は高まっても、ヘルパー不足という問題があります。若い人材を集めるために、県内で福祉科のある高校などで出前授業をしています。おかげで高校卒業後に当社で働いてくれるケースも出てきました。

 -今後の展望は。

 昨年11月で社として30周年を迎えました。3年ぶりに開催したピノキオ薬局全体会議では、活発な意見交換が行われました。また、地域に根差した薬局として、住民に寄り添った健康をサポートする活動を続けてきたことで、会社への信頼も高まっています。これからも地域住民が安心して利用できるサービスを展開していきます。