-新代表としての思いは。

 長年代表を務めた服部正樹(現会長)の後を継ぎ、昨年9月に新代表に就任しました。創業70年の3代続く岐阜一番の老舗事務所を任せていただけることにやりがいと責任を感じています。

 当所は10年以上前から高齢化社会を見据えて相続税申告業務に特化しており、今後もしっかりと取り組んでいきます。そして現在、社会的な課題となっている事業承継については、経営者自身が必要性に気付いていないケースは珍しくありません。後継者を見つけるには5年、10年のスパンで考えなければなりません。先代が築いた優良会社であっても後継者不足が要因で廃業となるのは、とても残念なことです。今後はこれまで以上に力を入れていきたい分野だと位置付けています。

 -東京事務所との関わりは。

 2007年に東京事務所を開設し、前代表の長男を中心に業務に当たっています。岐阜と東京に拠点を持つ会計事務所は少なく、これが相続に関して当所の大きな強みになっています。

 最近増えているのは、亡くなられた方が岐阜で、相続人が東京というケースです。私たちは岐阜で金融機関などの手続き業務を代行し、相続人とのやりとりは東京事務所が担当するといった形で連携して対応し、お客さまから大変喜ばれています。情報交換は常に行っており、首都圏の最新情報を生かし一層の飛躍を目指していきます。

 -今年の抱負を。

 今年、創業70周年の節目を迎えました。これまで力を入れてきた相続業務や家族信託業務をより一層拡大し、高まる社会的ニーズに応えていきます。

 事業承継は税理士としてというだけでなく、自分自身もつい最近、社員承継をした立場でもあり、経験を踏まえ情報発信していきます。今後、事業承継も含め、お客さまに喜んでいただけるように全力でサポートし、この先100周年の節目を迎えたいですね。