-2021年を振り返って。

 コロナ禍によるイレギュラーな状況が続く中でのかじ取りでしたが、岐阜支店でお預かりするお客さま資産は前年比、数百億円規模で拡大したことで業績は劇的な増収増益を実現。数年前から全社的に営業体制の変換を進め、変革の成果が出始めたところへ、日米の大幅な金融緩和策による金融マーケットの活況が追い風になり、一気にV字回復を果たせたと考えています。

 -営業体制の変換内容とは。

 改めて顧客本位のサービスへと原点回帰し、従来の手数料依存型のビジネスから、資産残高に応じた手数料をいただくような総資産型の営業へ大きくかじを切り、営業員の評価体系も変え、お客さまの利益と営業の評価を一致させています。また、お客さまが投資信託を購入される際に、売買手数料がかからずに、残高に応じた手数料を選択できるようにするなど商品やサービス体系も刷新。当社の強みであるコンサルティング力を発揮しやすくなり、個人のお客さまからの信頼を獲得し、営業員の士気にもつながっています。

 -今年注力していく取り組みは。

 法人顧客の資産効率化のお手伝いについては、昨年大きく前進した部分です。老舗企業ならではの資産をいかに生かすかを一緒に考え、不動産投資やM&Aといった金融以外の選択肢も提供して引き続き尽力します。また相続・贈与といった資産保全ニーズに応えるべく、コンサルティングの多角化も推進中です。例えば、大都市圏のビルの持ち分に応じて家賃収入を得る「不動産小口化商品」など新たな解決策を用意し、きめ細かく応えていきます。

 -地域との連携もより強固に。

 岐阜の金融機関の皆さまとの連携を強化するとともに、東証の市場再編に向けた上場企業にサポートも現在注力しています。岐阜の拠点を構える金融機関として、まちを永続的に発展させるための貢献を目指します。