-昨年を振り返って。

 2020年に引き続き、新型コロナウイルス対応に追われた1年でした。当校はものづくりのプロの育成を掲げていることから、カリキュラムの約65%が実験や実習です。昨年9月にオンライン授業を始めましたが、座学での授業は限られているのが現状です。

 在職中の方を対象にした、業務に必要な技能・技術・知識のレベルアップを図るための職業訓練(能力開発セミナー)に関しては、日程の変更等が発生してしまうと企業に多大な迷惑がかかります。講義もセミナーも、感染症対策を徹底させながら何とか継続させることができたといったところです。

 -大学校の特長を教えてください。

 厚生労働省が所管する国立・工科系の高等教育機関で、機械、電気、電子情報の三つの科を有しています。高校卒業後に進学する2年制の専門課程、さらに同課程の修了生のほとんどが進む2年制の応用課程があります。

 この地方は、製造業が盛んという「地の利」があります。経験豊富な先生の下、少人数のクラス単位で学ぶことで技術をしっかりと身に付けることができ、実際に多くの学生が学んだ知識を生かせる職場で即戦力として活躍しています。能力開発セミナーを開いている関係で、社会人向けの高度な訓練用機器も豊富にあるのも特長で、技能・技術を身に付けるには絶好の環境です。ぜひ、機械、電気・電子、情報が好きな方に来ていただきたいですね。

 -今年の抱負をお願いします。

 コロナ禍で行事等が縮小され、学生同士のつながりが希薄になりがちなのではと危惧しています。今年はいろいろなイベントを行っていきたいです。

 学習成果を発表する「ポリテックビジョン」は、昨年はオンラインでの開催でした。今年は保護者や地元企業等を招いて2月に大野町総合町民センターで行う予定です。実りある場になるといいですね。