-2021年はどういった1年でしたか。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続き、厳しい経営環境が続いています。22年3月期は、売り上げはある程度積み上げられると思いますが、競争激化や材料費の高騰などで利益の確保に苦労しています。3月までの残りの期間、利潤がある案件の受注に向けて引き続き力を入れていきます。

 -パプアニューギニアで手掛けた「ポートモレスビー下水道整備事業」が、第4回JAPANコンストラクション国際賞の建設プロジェクト部門で最優秀賞を受賞しました。

 大変名誉ある賞をいただきました。太平洋島しょ部で初となる本格的な大型下水処理施設、下水管網の整備で、時間がかかった事業でしたが、海洋環境にも貢献でき、地元の人たちにも大変喜ばれました。パプアニューギニアでは他に、NIPPOと一緒に空港建物や滑走路を整備する200億円以上の大型案件の仕事も進めています。

 -県内では昨年、建設工事を担った岐阜市新庁舎、各務原市新庁舎高層棟がそれぞれ開庁しました。

 無事に開庁を迎えた時には達成感がありました。市内を一望できる展望フロアなどを設け、多くの市民に親しまれる建物になってくれるとうれしいです。庁舎建設というインパクトのある仕事を担ったこともあり、4月に入社予定の50人のうち26人が岐阜、愛知、三重の東海圏の出身者になりました。採用面でも効果があったと思います。

 -今年の抱負をお聞かせください。

 昨年同様「耐える年」になってしまうかもしれませんが、適正な利潤が上げられる仕事の受注を引き続き進めていきます。また、従業員がゆとりある生活を送ってもらえるような働き方改革にも力を入れたいです。今後は技術者を含め、女性従業員の比率が高まっていきます。女性が活躍できる職場づくりにも取り組んでいきたいです。