-2021年を振り返って。

 カーボンニュートラルの動きが加速するなど、企業が未来を意識した事業を展開し、社会課題にアプローチする時代が来たと感じています。当社も、これまで継続してきた社会性と経済性を両立させた事業による社会課題解決をさらに進めていきます。

 -住宅事業で特に注力した点は。

 近年、空き家問題が大きな課題となる中、中古住宅のリノベーションで利便性や省エネ性、耐震性、断熱性を向上させる「性能向上プレミアム住宅」を導入。性能向上で健康寿命を延ばし、増加する社会保障費の軽減にもつなげたいと考えています。世界的課題である気候変動対策については、有事には家族を守る機能を発揮する「災害に強い家レジリエンス住宅」の提供を進めてきました。その成果として第7回「ジャパン・レジリエンス・アワード」特別賞・最優秀賞を受賞しました。昨年は、貧困スパイラルの解消を目指した低価格高品質な注文住宅「SUNSHOW夢ハウス」が10年目を迎えました。

 今後の展望として、“次世代の夢の懸け橋”をコンセプトに三つの「Z」(社会課題解決への貢献度を図る企業評価軸(Z軸)、将来の顧客となる世代(Z世代)、これからの住宅の平均(ZEH))を見据え、今後は当社をお選びいただくことで地球規模の課題解決の一端をお客さまご家族も担うことができる新ブランドとして「夢ハウス↓Z」を立ち上げます。耐震性と省エネ性を高水準で達成する分譲、賃貸に特化したコンセプトハウスの開発をしていきます。

 -その他の事業展開は。

 自社で削減が困難な排出分を一部埋め合わせるという考えで、農園と連携しています。JR岐阜駅アクティブGで展開するエシカルショップ「SUNDAYsGOOD」は消費者の意識変容から好評を得ております。今後もこうした取り組みを通じ、社会課題解決につながる事業を展開していきます。