-昨年を振り返って。

 新型コロナウイルスの影響はありましたが、ネット通販の売れ行きは順調に推移しました。「コロナ前の状態に戻るのはまだ先」と想定していたため、通販部門により注力したことで、対面販売や外食部門の売り上げ減をカバーできました。特に高価なおせちが好調で、例年の150%アップで早々に完売しました。リピーターも増え、中には「他のおせちを食べたけど、やっぱり銀の森がいい」と言っていただけるお客さまもいらっしゃいました。

 「恵那銀の森」の来園客は、緊急事態宣言で減りましたが、解除後は客足も徐々に戻りつつあり回復基調に転じています。

 -クッキーの詰め合わせ「プティボワ」は2年連続好評。銀座店も好調。

 どんぐり粉や木の実など「森の恵み」を素材に使っているので独特な食感や香りが楽しめます。また、箱の中に仕切りがなく、「パティスリーGINNOMORI」の世界観が広がっています。インスタ映えすると話題で、SNSで注目を集めています。昨年5月、東京の銀座に店を出し、3240円の150サイズ缶を中心にまとめ買いする人も多く、女性を中心にファンが増えています。

 -中津川市の新工場「銀の森キャンパス」が完成。

 おせち、総菜の生産工場で、今年から稼働予定。おせちを27年をめどに50万セット販売まで伸ばします。また敷地内にどんぐりなどの木を植え自然に戻していきます。

 -今年の展望は。

 新たな事業を展開。海外に盛り付け済みの冷凍の和食を輸出。第1弾として今年から香港に届けます。来年以降にシンガポールにも輸出を進めていきます。そのためにも、食品安全の国際規格FSSC22000認証取得をし実現化していきます。