-昨年を振り返って。

 昨年は新型コロナの影響等によるウッドショックで材価が上昇し、弊社も材の調達や供給に苦心した1年でした。しかしこれを機に国産材の需要が拡大し、材価も高値で安定すれば、日本の森林財産は復活し、全国の森が豊かに息を吹き返します。多くの方々と国産材を活用し、森の恵みを共有できるよう尽力していきます。

 -注力してきたことは。

 弊社は、国産材や県産材を構造材に活用し、木のぬくもりを感じられる空間や、耐震等級3を満たす丈夫で長持ちする家、省エネ等級4の夏涼しく冬暖かい家などをコンセプトに建売分譲住宅を中心に販売を進めてきました。またテレワークの利便性やおうち時間を大切にした家族だんらんの空間も、積極的に提案しています。引き続き創業124年の地元密着企業という信頼をかたちにするため、35年間無料定期点検サポートも継続していきます。

 -SDGsの実践について。

 当社は岐阜県と岡山県に森林2685ヘクタールを所有し、山林業・プレカット加工・住宅の設計施工管理までを一貫して行ってきました。広大な森林を豊かな状態で維持し続けることで、持続再生可能な資源を生産し、環境保全や健康づくり、温暖化抑制などに貢献しています。人工林の施業地では、コウヨウザンなどの早生樹を植林する新たな林業に挑戦。生産スピードを加速させ、クリーンエネルギーの生産供給に努めています。さらに、国産材をふんだんに活用した家づくりで、つくる責任つかう責任を果たしています。

 岡山県の森林では、森を開放して健康づくりに寄与するトレラン大会を開催。また、小学生を対象に環境を生かした森の学校を開校し、質の高い教育の場を提供するなど、多角的にSDGs達成に向けた取り組みを行っています。今後もできることを一つ一つ実践していきたいと考えています。