-第4次中期経営計画最終年度を振り返って。

 2019年度より3年間、「すべては組合員とともに」をメインテーマに掲げ、農業者の所得増大、総合事業を通じた地域活性化に取り組んできました。特に、対話を起点とした相談機能を充実させ、組合員の悩みや不安の解決に向け、役職員一丸となって取り組んできました。職員一人一人の意識も変わってきていることを実感しています。

 -昨年7月に「山県ばすけっと」がオープンしました。

 山県市産を中心とした農畜産物に加え、農家や地元企業と連携して開発した加工品などの取り扱い、さらには当組合では初のとなる飲食スペース「山県ごはん」を併設した産直施設です。食を通じて、山県市の魅力や文化を発信する情報拠点としても期待しています。また、県内の大学とも連携し、接点の少なかった若者に向けた情報発信にも力を入れています。

 -今後、注力していきたいことは。

 誇りを持てる農業づくり、生産者と消費者がお互い尊敬し合う地域づくりを進めていきたいと考えています。そのためには、「地域で消費する農産物は地域で生産する」という「地消地産」が鍵を握ると思っています。逆転の発想で、農業者や地域文化の魅力を再発見しながら、潜在価値を見出し、付加価値を高めていきたいです。

 -具体的な構想は。

 脱炭素社会が進む中、化学肥料や農薬を削減した安全安心なオーガニックの利用が進むことが想定されます。有機農業への取り組みを始めつつ、労働の効率化につながる先端技術を取り入れたスマート農業の活用を支援します。

 -第5次中期経営計画について。

 10年後、20年後を見据えた第一歩であり、JAが地域になくてはならない存在であり続けるために、引き続き自己改革にまい進していきます。