―2021年を振り返ると。

 創業時から大切にしてきた既存のサービスと社会変化から生まれた新たなサービスに磨きをかけてきました。お客さまや全ての関係者の支援のおかげで、今年創業60年を迎えます。今後も社会の発展に貢献していきます。

 ―既存サービスについては。

 ビルメンテナンス、セキュリティー、公共施設管理運営、給食調理、人材派遣、外国人材サービスを主要事業としています。ビルメンテナンスでは岐阜市役所、各務原市役所両新庁舎での仕事をいただくことができました。生産性向上のために、AIロボットの導入なども行っています。公共施設管理では6府県64施設の運営に携わっています。当社には健康増進や地域活性化など100以上のプログラムがあり、子どもから高齢者まで幅広い世代に対応できます。セキュリティーでは、国立大学や国立大学病院などで200人近くが業務に従事しています。

 ―新サービスの状況は。

 コロナ禍で問題になったことは、感染者が入院する病院の清掃と消毒でした。東海地方で手掛ける業者がほとんどなく、専門知識を持った当社が対応しました。また、コロナのワクチン接種会場の設営なども行いました。現場は緊張感や緊迫感があり、関係者の皆さまと力を合わせ仕事を乗り切ったことを誇りに思います。

 ―今年の抱負をお願いします。

 11月には県庁近くに約1700平方メートルの新オフィスが完成予定です。1階はコワーキングスペースにし、若手経営者などを集めてイノベーションや新たな価値を生み出せる場所にします。新卒採用も始める予定です。昨年11月に会社説明会を行ったのですが、参加学生全員が面接を受けたいと言ってくれました。地方の中小企業であっても、自分たちの強みを出せれば興味を持ってもらえるということを改めて実感することができました。