―昨年を振り返ると。

 コロナ禍に伴う内食需要が長期化したことで弊社のお客さまであるスーパーマーケットも好調でした。営業活動は制限された厳しい環境下でしたが、今まで築き上げてきた農産物のネットワークを生かしたさまざまな取り組みが実を結んだ1年となりました。

 ―大垣市の卸売市場参入の件は。

 県内の産地活性化の一環として、昨年6月に大垣市公設地方卸売市場の青果仲卸に参入しました。西濃地域には多くの農産物と優れた産地、消費意欲のある魅力的な地域です。培ってきた青果仲卸のノウハウを生かして産地の活性化を目指すとともに、市場を活用した農産物の販路拡大を図ります。

 ―直営店では県内外の農産物を取り扱っていますね。

 昨年9月に名古屋市のセントラルパーク店で飛騨地域の農産物を販売する「飛騨ベジふぇす」を開催しました。また、福島県産の農産物を販売する「ふくしまプライドフェア」など他県の農産物PRも直営店で行っています。お世話になっている産地をはじめ農産物流通に携わる皆さまとの信頼関係を深めるためでもあります。これからもプロの目利き力を生かした素晴らしい農産物を直営店でも紹介してまいります。

 ―さまざまな業種と産地を応援する取り組みについても積極的です。

 モスフードサービス、JA全農岐阜と連携して、当社の直営店で販売する県産トマトの売上金の一部が、持続的な産地づくりのために活用される取り組みに参加させていただきました。

 ―今年の意気込みをお願いします。

 農産物流通に携わる仕事は、食生活を支える上で欠かせない仕事。どんな時代になろうとも人々に食べることの喜びや幸せを感じていただけるよう、産地や農産物流通を支える裏方として必要不可欠な企業を目指します。岐阜県の農業、日本の農業の発展につながる取り組みに挑戦してまいります。