-2021年を振り返ると。

 レーザースキャナーで測量する対象が、これまでの土木工事の現場に加え、橋などの構造物や建物も増えてきました。昨年は、橋脚や橋台もレーザースキャナーで測量するという新しい取り組みを始めました。仕事の対象が広がってきたと感じています。

 -レーザースキャナーの新たな活用を進めていますね。

 現場では計測したデータをどう加工して生かすかが重要で、必要とされていることを見つけ、現場で顧客に見える形で効果を示すことが大切です。

 -他社との連携などは。

 昨年、千葉県で開催された測量関係の展示会に出展しました。当社ブースに清水建設のデジタル化推進グループの方が訪れ、現場の作業を変えるための取り組みに力を貸してほしいと言われました。埼玉県の大型物流倉庫の建設現場で、当社所有のICT機器を活用してデータを取り、業務効率化のための検証を行いました。12月の展示会には大成建設や鹿島建設の方も訪れ、新たな仕事も増えそうです。

 -人材育成の状況はどうですか。

 昨年入社した新入社員の育成に多くの時間を割きました。一緒に仕事をする機会を多くつくり、基礎から丁寧に教えました。今では、率先して営業ができるまでに成長しました。1年目で学んだことを、来年度入社する新入社員に伝えてほしいですね。

 -会社の未来像については。

 昨年11月から、土地家屋調査士を対象として、会員登録をしていただくと当社が所有する最新の測量機を無料でレンタルできるというサブスクリプションプランを新ビジネスとして試験運用しています。このような社会実験、最新機器を使った現場でのさまざまな実証実験の成果を当社の強みとして、現場で必要とされる機器やデータ、運用ノウハウなどを提供することで顧客の価値を最大化していきたいです。