-昨年も県内経済は新型コロナウイルス禍に翻弄(ほんろう)されました。

 製造業はなんとかうまく適応された印象です。課題の多い中ですが、製造業でも例えば自動車産業は、夏に大幅な減産はありましたが、徐々に対応されてめどがつきつつあります。一方、補助金その他でまかないきれなかったのが、大きくダメージを受けた飲食、観光、サービス業です。ただワクチンの普及と感染者数が急激に減ったことで、正常化の兆しが見えてきました。2年間の対応の知恵もあります。いろんな課題があるのは間違いないですが、アフターコロナに向かって皆さん考えて乗り越えようとしておられます。

 -SDGsが注目を集めています。取り組みはいかがですか。

 カーボンニュートラルに対しては、当社が使う主なエネルギーは電気や自動車のガソリンなどで、改善のための把握と対処の方法は比較的分かりやすいものが多いです。

 一方、地域社会に対しては、課題解決の手だてをお客さまなどと一緒に考えながら連携をとっていく姿勢が大切だと考えています。単純にソリューションを提供するのでなく、地域のサスティナブルの観点を持つ必要があります。ビジネスのありようから考える必要があるので、私たちOKBグループも勉強し続けていかなければなりません。いろんなものを多面的に見直す時代に入り、価値を皆で共有する時代になってきたと思います。

 -店舗戦略の考えは。

 統廃合や相談拠点への変更などの店舗機能見直しを行う中で、社員の人的スキルをさらに向上させることが課題です。社員の心のこもった対応や感じる力は体験でしか磨かれないので、地道にやっていきます。店舗などのハード面の見直しと社員のレベルアップを進めていきますが、それには正解はありません。試行錯誤をしながら、挑戦し続けたいと思います。