-2021年を振り返ると。

 大橋理事長(左) コロナ禍ではありましたが、幸いに人工関節置換術手術を毎日行えました。膝関節手術150件、股関節手術158件行いました。

 谷院長(右) コロナ禍を理由とした手術のキャンセルがなくなり、PCR検査をしっかり行って、安心して手術を受けられる状態です。

 -新たな医療器具については。

 谷医院長 CT(コンピューター断層撮影装置)が広範囲の撮影が可能な64列になり、映像も鮮やかで患部の隅々まで確認できます。放射線量が大幅に減って患者の負担も軽減しました。

 大橋理事長 これまでのCTは金属に反応してハレーションを起こし術後インプラント周囲が不鮮明でしたが、現在はその問題も処理してくれます。

 -そのほかに導入した「フラットパネル」の性能を教えてください。

 谷医院長 今まではレントゲンで撮影したフィルムを機械に取り込む作業が必要でした。フラットパネルでは透過したX線をパネル上で電気信号に変換し送信するため、撮影後瞬時に鮮明なデジタル映像を見ることが可能です。

 -既存の医療器具の活用状況は。

 大橋理事長 一昨年導入した「手術支援ナビゲーションシステム」の機能も進化しています。今までは金属製のピンを患部に打っていましたが、現在はピンが少なくなり、患者への負担が減りました。

 -再生医療については。

 谷院長 患者から採血して遠心分離した血液の有効成分を患部に注射する方法ですが、有効な人も多く、利用する患者が増えています。

 -今年の抱負を。

 大橋理事長 今まで行ってきた治療体制をしっかりと踏襲しながら、新しい技術を取り入れます。

 谷院長 患者の安全を第一に、医療の進化に対応していきます。