―2021年を振り返ると。

 業績は右肩上がりで、東北支社と千葉支社が、事業拡大で増床のため移転しました。また、新たな働き方として、必要に応じて出社するハイブリットテレワークを行うバーチャルオフィスの導入に着手し、第一歩として北海道支社を11月に開設しました。今後、大阪、福岡、鹿児島に同様の拠点を設ける予定です。お客さまとの打ち合わせ以外は基本的にテレワークという形を取ります。生産性やセキュリティーの管理をしっかりと定めながら、環境の整備を進めていきます。

 また、全国から専門知識を持った人材が集まった年でもありました。定着率が高いのも当社の特長の一つ。来年度は新卒社員が15人入社します。

 ―コロナ禍に対応した開発は。

 宙に浮いた映像をタッチパネルのように操作できる、非接触のディスプレー装置の試作品を開発しました。装置の上の空間に映し出されたボタンに指を近づけてタッチするとセンサーが感知し、数字などを入力できます。電子機器メーカーと共同で製品化を進めており、今年中の販売を目指しています。接触のリスクを抑えられ、コロナ禍に有効な装置です。また、将来的には3次元の映像を映し出せるようにしたいと思います。キーボードに使われるプラスチックなどの材料も必要ないため、SDGsにもつながります。

 ―災害や緊急時に備えた事業も行っていますね。

 災害で電気が使えなくなった場合、大型発電機が必要です。緊急時の備えとして、事業用LPガス発電機の販売を昨年度から行っています。各企業の防災意識向上を図るためにも重要な事業だと考えています。

 -今後の展望については。

 企業理念である社員ファーストを掲げ、さらなる事業拡大を目指していきます。また新型コロナウイルスの一日も早い終息をお祈りしています。