-2021年の振り返りを。

 当社では、DXを活用して社会との共通価値の創造を加速し、CSVの連鎖を生むという意志を込めて「CSV×DX」という新たなパーパスを掲げました。また昨年4月の支店長着任以降、SDGsをキーワードに県内約1000店の代理店と地域に役立つことを社会的使命とし、地域密着の取り組みに注力した1年だったと思います。

 -具体的な取り組み内容は。

 地域の交通事故削減に向け、国内で初めて運転状況をスコア化し、保険料に反映する「テレマティクス自動車保険」の普及に努めています。高齢者のサポカー体験会も定期的に実施し、車所有率が高い岐阜県において、長く安全に暮らせる社会実現に寄与したいと考えています。さらに、自動運転技術の導入にも社を挙げて取り組み、昨年は岐阜市の自動運転実証実験にも協力しました。また、カーボンニュートラル推進を目指し、県内11市町村と連携協定を結んで、企業向けセミナーを定期的に開催。近年頻発する自然災害に対しては、被災建物棟数や罹災(りさい)率をリアルタイムで予測する「cmap」を開発し、地域に必要な備えを提案しています。

 -共生社会実現に向けて。

 当社はスポーツ振興、とりわけパラスポーツ支援を重点的に取り組み、多くの選手を生涯雇用することで、プレーしやすい環境を整えています。その成果として、昨年は東京パラリンピックにおいて、垂井町出身の秋田啓選手が車いすバスケットボール男子日本代表として、銀メダルを獲得しました。この地域で社員とともに鍛錬を積む選手が活躍したことは、大きな誇りと感じています。秋田選手は以前から、共生社会実現に向けた講演や地域での車いすバスケットボール普及などに注力しており、当社も引き続き全力でサポートしていきたいと考えています。