-コロナ禍が続いていますが近況は。

 当社は自動車メーカーの生産動向に影響を受けます。コロナ禍でも自動車は旺盛な需要がありますが、自動車の生産は半導体不足などの影響で不安定な状況にあり、これが解消されれば、業績も回復すると思います。

 -国内外の工場整備も順調ですね。

 米国ケンタッキー州の新工場は昨夏から量産が始まりました。日系はもちろんローカルメーカーからも引き合いがあり、今後、大きな期待を寄せています。郡上市の白鳥工場は来秋の竣工(しゅんこう)を目指しています。最新工場となるため、スマートファクトリー化を進めながら、会社全体の最適化を進めていきます。インドネシアの工場も設備搬入を終え、順調に稼働しています。

 -企業の行動目標や新3K(3C)の理念も広く浸透しています。

 スローガンの「WE FORGE AHEAD.」には「力強くまい進する」という思いを込めています。新3Kは、きれい(Clean)、快適(Comfortable)、かっこいい(Cool)。社員一人一人が鍛造業に誇りを持ち、モチベーションを高く持つことを目指しています。今年は本社工場内に食堂を増設する予定で、福利厚生と共に施設の充実を図っていきます。

 -地域貢献も積極的ですね。

 FC岐阜や岐阜スゥープスをはじめ空手道など、地域スポーツの発展を今後も支援していきます。

 -来年の85周年に向けての展望は。

 昨年はDX認定制度の認定を受けました。工場のIT化、IoT化を継続して進めるにあたり、海外から高度人材やIT系の新卒を採用しながら、設備の自動化にも取り組んでいく予定です。SDGsも積極的に進めていきます。今後も鍛造メーカーの常識にとらわれない新しい発想でこれからもモノづくりを実践していきたいと思っています。