「地域で活躍する人々に出会えることが誌面制作の原動力」と語る杉山美木さん=名古屋市内

人との出会いが原動力

 東海地方の食や人、文化を紹介する「月刊なごや」などを発刊する名古屋市東区の出版社、北白川書房の編集部長。「知らなかった地元の歴史に驚いたり、地域で活躍する人たちに出会えることが誌面づくりの原動力です」と語る。

 羽島郡笠松町出身。小学生の時、壁新聞を「勝手に」発行、美術館へ行けば絵画より先に解説文に目が行くという「活字」好き。長良高で新聞部に入部、同志社大新聞学専攻を卒業後、ソフトウエア開発会社に入社したが、活字への思いを捨てきれず転職した。

 誌上座談会、企業人インタビューなど多彩な内容の同誌は「特集」も充実。最新号では東海3県の名刹(めいさつ)や古刹の天井画を特集。羽島市の本覚寺や中津川市の南林寺、郡上市の桂昌寺などを紹介している。

 生まれ故郷、笠松町の魅力は「ご近所力」。「高齢者や子どものいる世帯を地域で見守る町。好きな古典落語の世界と似ている」と話す。

 落語会で大いに笑うのが締め切り明けの楽しみ。50歳。

(岐阜新聞 2017年6月8日掲載)