「幹事駅長として安全輸送を支え続けたい」と語る成瀬満高さん=愛知県東海市、名古屋鉄道太田川駅

安全輸送を支え続ける

 愛知県知多半島にある名古屋鉄道の42駅を統括する太田川幹事駅長に昨年9月就任。「中部国際空港への唯一の鉄道アクセスを担う責務は重い。鉄道の根幹は『安全』。ぶれることなく取り組み続けたい」

 恵那市出身。鳥を捕まえて食べたりした"野性味あふれる"少年時代を過ごした。旧明智商高に進学、恩師から銀行就職を勧められたが、明知鉄道のSLを見て育った影響もあり、名鉄を選択。「入社するまで一度も乗ったことなかったけど...」と笑う。

 1981年入社。切符販売や車掌を経て、20代半ばに目標だった運転士に。名鉄岐阜駅のある名古屋本線を中心に運転、「パノラマカーの警笛音を初めて鳴らした時のことは今でも覚えている」と振り返る。

 幹事駅長としては今年1月の大雪が印象に残る。知多半島南部の空港線周辺にも約30センチの積雪があった。センター試験とも重なり、「受験生を時間通り試験会場に送り届けなければならない」と、3日間ほぼ不眠不休で対応し輸送を完遂。本社と現場の社員一丸で乗り切った。「この一体感こそ名鉄の強み」と語る。

 革靴を磨きながらゆっくりするのが休日の楽しみ。愛知県安城市在住、54歳。

(岐阜新聞 2017年4月27日掲載)