グッドジョブ羽島では接客や検品、特性に合わせ伴走

モップの検品をする橋爪健さんと談笑するサービス管理責任者の髙野誠一郎さん(左)。髙野さんは「新しいことができるようになって喜ぶ姿を見ると周囲も幸せな気持ちになる」とやりがいを話している=羽島市足近町市場、グッドジョブ羽島

 一般企業等で働くことが現状では困難な障がい者に仕事の場を提供するとともに、知識や能力の向上のために必要な訓練を行っているのが就労継続支援事業所(A型・B型)です。

 A型は事業所と雇用契約を結び、最低賃金以上を受け取って業務をするのに対し、B型は雇用契約を結ばずに業務し工賃を受け取ります。A型はB型と比較すると一定の就業スキルが求められる傾向にあるため、まずは働くことに慣れたいという方はB型を選ぶことが多いです。

 羽島市の就労支援事業所「グッドジョブ羽島」はB型の事業所として、近所の人々に広く親しまれているカフェの運営やカフェで提供するなどしているパンの製造の他、ハンガーの部品の取り付けやモップの検品などの業務を行っています。

 ここでは現在、20人が訓練しており、自宅やグループホームから通っています。作業時間は基本的に月曜から金曜の午前9時30分から午後3時30分までで、作業内容は特性に合わせて職員らが決めています。例えば午前中はカフェでの接客、午後はモップの検品の方、一日中ハンガーの部品の取り付けをしている方などさまざまです。サービス管理責任者の髙野誠一郎さんは「訓練に来ている方は素直で真面目な方が多く、新しいことができるようになって喜んでいる姿を見られると、周囲も幸せな気持ちになれます。性格や特性を見極め、得意なことを伸ばせるようにサポートしていきたい」と話します。

 18歳のときから通っている橋爪健さんは15年目の大ベテラン。現在は主にレンタルモップの検品を担当しています。モップに付いた汚れを1つ1つ手作業で丁寧に取り除き、きれいに折って袋に入れたら完成です。橋爪さんは「正確にきっちりと仕事をするよう心がけています。仕事をすることで、お客さまに喜んでもらえることがうれしい。これからもここで頑張っていきたい」と笑顔で話しています。