トヨタ自動車が北米で発売する電気自動車「bZ」(同社提供・共同)

 【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は13日、年内にスポーツタイプ多目的車(SUV)の電気自動車(EV)「bZ4X」を改良し、北米でのモデル名を「bZ」に変更して発売すると発表した。航続距離を従来モデルから25%伸ばしたほか、米EV大手テスラの充電規格「NACS」を北米のトヨタ車として初めて標準装備する。

 2026年モデルから変更する。刷新感を出し、北米での認知度を高めるのが狙いという。価格、発売日は未公表。日本や欧州では「bZ4X」の名称を継続する。

 26年モデルは新型のリチウムイオン電池を搭載し、航続距離は最大で314マイル(約505キロ)。外観はより洗練したデザインに見直した。