14日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比49銭円高ドル安の1ドル=147円36〜37銭。ユーロは57銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円91〜95銭。
米労働省が13日に発表した4月の消費者物価指数が市場予想を下回り、FRBによる利下げ観測が意識され、円を買ってドルを売る動きが先行した。
加藤財務相は13日、20日から開かれるG7財務相・中央銀行総裁会議に合わせてベセント米財務長官との会談を模索していると明らかにした。市場では「米側に円安ドル高是正を求められるとの思惑から、円買いドル売りの動きが出た」との声も出た。