島根県連合婦人会が名称から「婦人会」の言葉を外し、「未来へつなぐいのち島根県連盟」に改めることが9日、同会への取材で分かった。少子高齢化を踏まえ、男女の関係なく活動の担い手を広げる狙い。全国女性団体連絡協議会(東京都)によると、加盟する都道府県団体は「婦人」など女性を表す言葉を名称に使用しており、変更は全国初という。

 近年の会員数減少を受け、「女性の団体」という印象を払拭し、性別や国籍、居住地にかかわらず誰でも参加できるようにと決断。8日の会合で決定した。

 同婦人会は県内各地域の婦人会で組織し、交通安全活動や赤十字奉仕団活動などに従事してきた。