警察車両の赤色灯

 北海道警北見署は13日、北見市の自宅で80代の父親を包丁で切りつけ殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで同市の自称無職斉藤大佳容疑者(45)を逮捕した。署によると、現場に駆け付けた警察官が拳銃1発を発砲し、斉藤容疑者の左太ももを貫通したが命に別条はない。

 署は、斉藤容疑者が自宅前で包丁を突きつけて近づいてきたため発砲したと説明。道警は「判断は適法だった」としている。

 逮捕容疑は、12日午後7時ごろから同35分ごろにかけて、殺意を持って父親の首を包丁で切りつけた疑い。父親は首付近から出血していたが、搬送時に意識があったという。