金沢市選挙管理委員会は19日、参院選の期日前投票で、選挙区と比例代表の投票用紙をそれぞれ二重交付した可能性が高いと発表した。同市選管では13日にも同様の事案が起きていた。投票されていた場合、他の用紙と区別できないため有効票として扱う。

 市選管によると、16日午後8時ごろの確認作業で、投票用紙の残数がそれぞれ1枚ずつ不足していることに気づいた。同市では参院選と同日、石川県議補欠選挙の投開票が実施される。参院選の期日前投票を済ませた後、改めて県議補選の投票に訪れた有権者に、参院選分の投票用紙も誤って渡したとみられる。