昨年の東京都知事選で3位に沈んだ立憲民主党の元職蓮舫氏(57)が国政に返り咲くことを確実にした。東京都内の会議室に集まった十数人の支援者らを前に「再び歩み出そうと思う」と喜びを語った。立候補に慎重な意見もあったことから万歳は見送った。
4回の当選を重ねた東京都選挙区から比例代表に移り「(全国)全ての方に届ける選挙で、なかなか難しい戦いだった」と振り返った。国会では「私の専門分野でもある行政改革と選択的夫婦別姓も含めて、多様性を認めるための活動もしていきたい」と意気込んだ。
関係者によると、こうした経緯を考慮して万歳などはせず、控えめな喜びの表現となった。