政治団体「NHK党」は全45選挙区と比例代表に候補者を擁立し、公選法上の政党要件に必要な全国の得票率2%を目指して活動を繰り広げた。支持者とともに開票状況を見守った立花孝志党首は21日未明、「2%は厳しい。国政政党に戻ることは99%ない。敗北を認めざるを得ない数字になっている」と悔しさをにじませた。
兵庫選挙区に立候補した立花氏は公示後、自身が落選し政党要件も満たさなければ「政治家を引退する」と宣言したが、投開票日直前に撤回。20日夜は神戸市内で記者団の取材に応じ、自身の当選は望めないと述べた。