京都選挙区の自民現職西田昌司氏(66)は4選を果たした。沖縄戦の慰霊碑「ひめゆりの塔」の展示説明を「歴史の書き換え」とした発言や、京都で懸念が根強い北陸新幹線の延伸論議をけん引してきたことが逆風となったが議席を死守。「想像以上に厳しい戦いになった」と述べた。
ひめゆり発言は他党から攻撃の的となり、演説などで支援者に「私の発言で心配をかけた」と繰り返した。
北陸新幹線延伸を巡っては与党整備委員会の委員長として、京都府内で懸念が強い現行計画の「小浜ルート」を進めてきた。他の候補は計画中止や他のルートとの比較検討を訴えた。