東京選挙区は非改選の欠員1を補充する補欠選挙との「合併選挙」で当選者7人の内訳は国民2、自民1、立民1、公明1、共産1、参政1。

 自民新人で五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏は知名度を生かし初当選。参政新人のさや氏、国民新人の牛田茉友氏と奥村祥大氏は党勢が追い風になった。公明新人の川村雄大氏や共産現職の吉良佳子氏は支持層を固めた。7位となった立民現職の塩村文夏氏は補選当選者の扱いとされ、任期は2028年までの3年。

 一方、自民現職の武見敬三氏は鈴木氏とすみ分けられず落選。石丸伸二氏が代表の政治団体「再生の道」の新人吉田綾氏、国民が比例代表の公認を見送り無所属で出馬した山尾志桜里氏も敗れた。