【ジュネーブ共同】世界知的所有権機関(WIPO)は12日、2024年の世界の特許出願件数が前年比4・9%増え、過去最多の約372万5千件に達したとする報告書を発表した。首位は中国の約180万件で、米国の約50万件、日本の約42万件と続いた。商標の出願数は同0・1%減で、意匠(デザイン)は同2・2%増だった。
報告書によると、特許出願でインドとフィンランド、トルコが前年に比べ大幅に伸びた。出願と公開の最新データが手に入る23年では、コンピューター技術分野での特許公開が最も大きな比率を占め、電気機械が次に続いた。
商標の出願は約1523万件で微減だった。ブラジルやインド、ロシアが増えた。








