日本生命を破って優勝し、喜ぶヤマハの選手たち=京セラドーム

 社会人野球の第50回日本選手権最終日は12日、京セラドーム大阪で決勝が行われ、ヤマハ(静岡)が日本生命(大阪)を2―1で下して8大会ぶり2度目の優勝を果たした。日本生命は9大会ぶり4度目の頂点に届かなかった。

 ヤマハは五回に矢幡の2点適時打で先制。佐藤廉が11安打されながら完投し、リードを守り切った。

 最高殊勲選手には全5試合に登板した佐藤廉が選ばれ、敢闘賞は日本生命の中津。NTT西日本(大阪)の水島が18打数9安打の打率5割で首位打者に輝いた。1回戦で完全試合を達成したホンダ鈴鹿(三重)の井村には特別賞が贈られた。