14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比04銭円高ドル安の1ドル=154円67〜69銭。ユーロは28銭円安ユーロ高の1ユーロ=179円92〜96銭。

 米連邦政府機関の閉鎖が解除され、今後出てくる米経済指標を見極めたいとの思惑から値動きは限られた。対ユーロでは、高市早苗政権の財政拡張路線への懸念から円が売られた。

 市場関係者は「日銀による早期利上げが難しいのではないかとの観測が広がっている」と話した。