欧州航空機大手エアバスの主力小型機「A320」シリーズのソフトウエアで不具合が発覚し、同機を保有する全日空は29日、ソフト改修のため国内線計95便を欠航すると明らかにした。強力な太陽放射線が飛行制御に不可欠なデータを破損させる恐れがある。羽田と地方を結ぶ便を中心に、計約1万3200人に影響する見通しだ。対象の34機の改修作業を順次進めており、30日朝に完了する見込みだとした。
全日空は「お客さまに多大なるご迷惑をおかけし、深くおわびする」とコメントした。当初、改修作業に1機当たり4時間程度かかるとしていたが、短縮される見通しだという。
日航は対象機を保有しておらず、運航に影響はない。スターフライヤー、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンは対象機を保有。いずれも改修に取り組み、欠航予定はない。
エアバスは発表で、運用中のA320シリーズの相当数が対象になる可能性があると明らかにした。航空当局と連携して航空会社に速やかに対策を講じるよう要請した。













