上野賢一郎厚生労働相は2日の記者会見で、全国民の健康保険証(従来型)が有効期限を迎え、マイナ保険証を基本とする仕組みに2日から完全移行したことに「メリットを広く享受してもらえるよう、マイナンバーカードの安全性を含め周知を図る」と述べた。
上野氏は、マイナ保険証の利用が「本人の健康状態や、医療情報を活用したより良い医療の提供に大きく寄与する」と説明。10月時点で37・1%だった利用率は増加傾向だとして「今後さらなる利用が期待される。不安の声にも丁寧に対応する」と語った。
1日までに全ての保険証が期限切れとなった。マイナ保険証を持っていない人は「資格確認書」で受診する。







