1995年の阪神大震災の犠牲者を毎年追悼する「1・17のつどい」の実行委員会は2日、震災から31年となる来年1月17日に紙灯籠を並べて描く文字の公募を始めた。会場は神戸市中央区の公園「東遊園地」で、4文字以内が条件。1月7日まで実行委のホームページや郵送で受け付ける。

 公募は11回目。これまでは21年「がんばろう」、22年「忘」、23年「むすぶ」、24年「ともに」、25年「よりそう」だった。実行委員長の藤本真一さん(41)は「今だからこその率直な思いを伝えてほしい」と呼びかけている。

 火をともす紙灯籠は約4千本。文字に添えて「1・17」を描く約2千本の竹灯籠も用意する。