電力機器メーカーのダイヘンは2日、病院や工場などで設置が義務付けられている非常用電源向けに、リチウムイオン蓄電池を採用した設備を発売すると発表した。現在多く使われているディーゼル発電機と比べ、費用を抑えられるという。太陽光発電の設置施設では、余剰電力を蓄電池にためることができる。
「防災用蓄電池パッケージ」として15日から受注を開始する。非常用電源は停電時にスプリンクラーや排煙装置などを動かす設備で、国内に約20万台設置されている。リチウムイオン蓄電池を使うことで、電気料金の安い時間帯に充電できる。





