阪神で活躍した掛布雅之さんの野球殿堂入りを祝う会が2日、大阪市内のホテルで開かれ、「ミスタータイガース」と称された往年の強打者は「阪神タイガースで野球をやらせていただいて、本当に幸せな男」とあいさつした。
会には球団初の日本一に輝いた1985年にともに中軸を形成した岡田彰布さん、現在指揮を執る藤川球児監督らが出席。掛布さんの現役時代の映像が流れ、かつての活躍を振り返った。
入団テストを経て阪神一筋で15年間プレー。本塁打王に3度輝き、通算349本塁打を放った。33歳の若さで現役引退したが「悔いは全くありません。野球の道を選んで本当によかった」と語った。









