【香港共同】香港で7日、立法会(議会、定数90)選挙の投票が始まった。民主派の出馬が事実上不可能な制度で、候補者は全員親中派。市民の関心は低く、11月下旬の高層住宅火災で当局への不信感が高まっている。過去最低の投票率となる可能性も指摘されている。
候補者ごとの政策の違いが乏しく有権者の関心は高まらなかった。火災を巡って業者への監督を当局が怠っていたと批判する声が上がったが、争点にならなかった。
2021年に「愛国者」だけが立候補できる制度となってから2回目の選挙。161人が出馬した。21年の前回選挙で1人が当選した中間派政党も立候補断念に追い込まれた。










