【ホノルル共同】被爆者団体「長崎県被爆者手帳友の会」代表団は6日、1941年に日米開戦の地となった米ハワイ・真珠湾を訪れた。日本軍の奇襲の実相に触れた被爆者の本村チヨ子さん(86)は「日本の若い人が事実を知る場が必要だ」と日本での平和教育拡充の必要性を強調した。
米国立公園局のブライアン・マウルさん(33)にガイドされ、撃沈された戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館や陸側にあるビジターセンターで、攻撃の経緯や被害の大きさを学び、戦死者に思いをはせた。
マウルさんは訪問を歓迎。取材に「第2次世界大戦の生き証人が急速に失われつつある中、体験を聞くことは非常に重要だ」と語った。










