前橋市は9日、小川晶前市長(42)とラブホテルを10回以上利用し、市民の信頼を損なったなどとして、総務部職員課の男性副参事(54)を停職6カ月の懲戒処分にした。職員は今月末で依願退職するという。小川氏はホテル面会問題を引責し、11月27日に辞職した。
市によると、職員は公務外での打ち合わせ場所として小川氏にラブホテルを提案した。9月下旬の問題発覚後、市長公務の中止やコールセンター設置など、市の業務に大きな影響を及ぼしたとしている。
市長の職務代理を務める細谷精一副市長は「市のイメージの悪化を招き、市民の信頼を大きく損ねた。心よりおわび申し上げる」とコメントした。
小川氏は9月下旬、職員とホテルで会ったと認める一方、男女関係を否定した。市への苦情を含む問い合わせの電話は、今月1日午前までに1万2千件超となった。







