マルエイグループ代表で、マルエイ、丸栄石油名誉会長の澤田榮治(さわだ・えいじ)氏が10日午前11時29分、老衰のため岐阜市内の病院で死去した。91歳。岐阜市出身。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで行った。後日、お別れの会を開く予定。

 澤田氏は1948年に家業の芋榮商店を継承。55年に丸栄プロパン瓦斯(現マルエイ)を設立し、プロパンガスの販売を本格的に開始した。61年には芋榮商店を丸栄本店(現丸栄石油)に社名変更し、給油所の経営に乗り出した。以降、関連会社を複数設立して事業の多角化と経営基盤の強化を推進。社長、会長として長年にわたりグループ経営に携わり、関連企業12社、協同組合、一般社団法人を抱えるグループを築いた。2018年から現職。

 1964年から岐阜商工会議所の議員として活動し、2001年から07年まで副会頭を務めた。県プロパンガス協会長、東海間税会連合会長など多くの要職も歴任した。1995年に藍綬褒章、2001年に勲四等瑞宝章を受章。同年に岐阜新聞大賞受賞。県檀信徒会長を務めるなど、寺社関連の活動にも尽力した。