政府は、同志国軍支援の枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」に関し、フィリピン軍を4年連続で対象とする方針を固めた。高市早苗首相が28日に予定するマルコス大統領との会談で伝達する。両首脳は機密情報を提供し合うための軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の正式交渉開始で合意する見通し。東・南シナ海で威圧的行動を続ける中国をにらみ、安全保障面での連携を強化する。複数の政府関係者が24日、明らかにした。
フィリピンは南シナ海で領有権を巡り中国と激しく対立している。日本はフィリピン軍の能力向上を後押しして対中抑止力を高めたい考えだ。
OSAは同志国軍に防衛装備品や機材を供与する枠組み。新たな支援の具体的な内容は2026年度中に決定する。政府は23年度にOSAを創設して以降、毎年度フィリピン軍を対象としている。これまで沿岸監視レーダーを提供、複合艇の格納庫や進水路の建設も決まっている。







