国会内で記者会見する自民党の石井準一参院幹事長=9日午後

 自民党の石井準一参院幹事長は9日の記者会見で、派閥裏金事件で党から離党勧告処分を受けて離党した世耕弘成衆院議員(和歌山2区)が復党願を提出したことについて「時期尚早で、非常に自分勝手な判断だ」と批判した。元自民参院幹事長の世耕氏は所属していた安倍派で参院側のトップを務めていた。

 石井氏は、世耕氏が2024年衆院選に無所属で出馬し、自民公認候補を退けたことに触れ「党籍があったら反党行為だ。党に戻るすべはないのではないか」と述べた。

 世耕氏は衆院の自民会派で活動し、今年5月に復党願を提出。自民執行部は和歌山県連の意向を踏まえ対応を決める構えだ。