オグリの里

 ラストランでの有馬記念制覇をたたえる伝説のオグリコールから四半世紀。2010年の永眠後も、全国の競馬ファンが選ぶJRA「未来に語り継ぎたい名馬」のベスト3にランクされるなど、輝きを増し続けるオグリキャップ。名馬、名手の里・笠松競馬からJRA入りして快進撃を続け、地方と中央の垣根を超越した走りでファンの心をつかんだ。地方・中央の人馬交流の懸け橋となった功績を広く顕彰するとともに、その魅力を皆さんと語り継ぎたい。

佐藤騎手、「全国最高勝率」へ闘志

写真:2年連続リーディングに輝いた佐藤友則騎手。今年はNARグランプリ「全国最優秀勝率騎手」の座を狙う

2年連続リーディングに輝いた佐藤友則騎手。今年はNARグランプリ「全国最優秀勝率騎手」の座を狙う

 「NARグランプリで、全国最高勝率を狙えるように頑張りたい」。昨年、笠松で140勝を挙げて2年連続リーディングに輝いた佐藤友則騎手(井上孝彦厩舎)が、今年はNAR(地方競馬全国協会)のタイトルを目指して、勝率アップに闘志を燃やしている。

 笠松競馬の2017年「騎手等成績優秀者表彰」が競馬場内で行われ、佐藤騎手やリーディング2位の向山牧騎手(川嶋弘吉厩舎)ら6人と、競走馬1頭の活躍や貢献がたたえられた。厩舎関係では加藤幸保、川嶋弘吉、後藤正義の調教師3人と大橋憲雄厩務員(大橋敬永厩舎)が栄誉を受けた。競走馬では、3歳最優秀馬として栗本陽一厩舎のアペリラルビー(牝4歳)が表彰された。

 地方競馬のトップジョッキーとして、風格も漂い始めた佐藤騎手は3年連続の受賞。「(好成績は)井上先生のおかげで、恩返しをしていきたい。今年も1年間、けがなく無事に騎乗できれば」と感謝の気持ちを忘れない。地方騎手の大きな勲章である「NARグランプリ表彰」を新たなターゲットに、「全国の最高勝率やフェアプレイ賞などを目指したい」と今年の目標をでっかく掲げた。南関東や園田に比べ、東海地区だけでは騎乗回数が少なく、最多勝利には手が届かないが、最高勝率ならチャンスは十分にある。(続きを読む...)

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筆者プロフィール

【ハヤヒデ】
80年代から笠松競馬を愛し、オグリキャップの走りに感動した競馬ファンの一人。岐阜新聞社に勤務。