ふるさとへの便り

「幻の岐阜ポートワイン」

 その昔をたどると、日本におけるワイン文化の始まりは甘口のポートワインからと言っても良いかもしれません。ワインが日本に入ってきたのは信長が口にしたお話もあり、数百年前の事になりますが、一般的に口にできるようになったのは戦後からの事だと思います。

 さらにそこから認知されるまでに数十年かかり、健康ブームが拍車をかけ現状に至るところまできたものです。

 ポートワインというのはワインの種類の一つで、かつての寿屋(現サントリー)が赤玉ポートワイン(現スイートワイン)を発売し、これがヒットして、日本ではワイン=甘いという勘違いがあったというところでもあります。

 そんなポートワインですが、岐阜県でも造られていた物があります。数件、造っていたと耳にしておりますが、その中で市場に出回ることがなかった幻のポートワインがあります。

 なぜ、市場に出回ることがなかったかというと、驚くことに、皇室にのみ卸していたお酒だったからです。現在では、製造もしていないということですが、もしかすると蔵の中に眠っている物が存在するかもしれません。

 ぜひ、お目にかかりたいものです。

 全国を探すと、ワインに限らず幻のお酒が存在することと思います。そんなお酒に巡り合う事を願いつつ、夜の街に出向くのも面白いと思います。

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