ふるさとへの便り

酒器(その2)

写真:脚付き型グラス

脚付き型グラス

 前回からの続きで、今回は脚付き型の紹介をいたします。洗浄にも気を使い、家庭では使用頻度が低くなることから、バーなどに出向いたら、このようなグラスで飲みたいと思わせる酒器です。

 リキュールグラス。果実酒(リキュール)などをストレートで飲むグラスで、ショットグラスと容量は変わりませんが、脚付きで丸みを帯びた形をしています。

 ブランデーグラス。わりと大ぶりで丸みを帯びた脚付きグラスで、お酒の質があまり良くなかったころに、香りを楽しむために生まれた形といわれています。ヘネシーというブランデーのメーカーがオマケで付けてから、このグラスが一般的になったともいわれています。

 カクテルグラス。パーティーの席で顎を上げる行為が失礼にあたるなどの話もあり、あまり傾けなくても飲めるように配慮されて生まれた逆三角形のグラスです。丸みがあるものは甘めのドリンク。角度が鋭角に立つほど辛口として使い分けをします。

 シェリーグラス。スペイン特産の果実酒で、シェリー酒用のグラスで、縦型のシャンパングラスと型はよく似ています。

 シャンパングラス。シャンパンまたは、スパークリングワインを飲むときに使われ、丸くしたカクテルグラスのような、ソーサー型とフルート型といわれる細身で背の高いタイプの二種類があります。

 ワイングラス。説明は不要と思いますが、赤、白、産地、メーカーなどで分けると、かなりの種類になってしまいます。カクテルグラスのような逆三角形のものや、素材では、金属、陶器のものもあります。また近年では、脚のない、ロックグラスのようなものも出てきました。

 グラッパグラス。つぼみの花のような、独特な形をしたグラスです。ワインを造った後の搾りかすで造る、イタリアのグラッパを飲むときに使われます。

 サワーグラス。サワーと聞くと、缶で売っているお酒類を想像すると思いますが、サワーという名前が付くカクテルを飲むために作られたグラスで、フルート型のシャンパングラスを小さくした感じのものです。

 ゴブレットグラス。特定の形もありませんが、S字のラインで短い脚付きのグラスが一般的かもしれません。日本では、生ビール用で見かけることがあります。

 その他には、ウイスキーやワインを試飲する時に用いられる、テイスティンググラスなどもあります。

 これで終わった感じにも思いますが、まだ続きがありまして、次回にて、酒器のお話は終わりとなります。

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