岐阜酒好物語

禁酒法

写真:ブル・ショット

ブル・ショット

 お酒をたしなむ方にとって、休肝日は必要不可欠なところでありますが、お付き合いが多い方や好きな方にとっては、休肝日を取りずらいのが現状ではないかと思います。

 遠い昔、日本でも法律で禁酒令があり、飲酒どころか製造すらできない時代があり、幾度となく法改正がされてきたようです。

 最古の禁酒令は、紀元前2200年頃の古代中国までさかのぼるようです。

 アメリカでは、1920年から1933年の禁酒法が有名な話です。現在でもお酒を飲めない地域があり、ジャックダニエルのウイスキー工場があるテネシー州にも存在します。

 その他、イスラム教の絡みから曜日限定で飲めない地域もございます。

 その国を紹介すると、スリランカは、満月の日が休日となっていて、現地の人々だけでなく、旅行などで訪れた人でさえ飲むことはできません。

 また、フィンランドでは、日曜日や祝日が禁酒日となっていますが、フィンランドの方は、「何とかしてお酒を飲みたい」という気持ちが強いようで、ブル・ショットというカクテルをたしなんでいるようです。

 ブル・ショットというカクテルはどんなものかというと、ビーフブイヨンのスープにウオッカを入れたもので、通常は氷が入る冷たいカクテルですが、禁酒日の日には氷を入れず、「これはスープです」と、提供するレストランもあると聞きます。

 しかし、このカクテルが飲まれるようになったのは、1953年以降という話もあります。なぜなら、ブル・ショットを考案したのは、アメリカのデトロイト市にある、コーカス・クラブというレストランの経営者グルーバー兄弟といわれているからです。

 今の日本は、20歳以上であれば飲酒ができ、お医者さんの警告以外、禁酒日を定めることもありません。体調と相談し、自主規制で禁酒日をつくって、お酒とうまく長く付き合っていただきたいと思うところです。

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