岐阜酒好物語

トムアンドジェリー

写真:トムアンドジェリー

トムアンドジェリー

 猫のトムとネズミのジェリーが織りなす、笑いあり涙ありのトムアンドジェリーというアニメを、ご存じかと思います。私も幼少のころから見ていて、好きなアニメの一つです。そして今回、紹介するのは、同じ名前ではありますが、アニメとは全く関係のないカクテルをご紹介したいと思います。

 いつごろに作られたか、不明なカクテルですが、ラムベースでもあり、ブランデーベースでもあるホット・カクテルになります。

 同じようなホット・カクテルが、エッグ・ノックという名前で、古くから作られているものもあるのですが、トムアンドジェリーに関しては、グロッグ・カクテルを温かく豪華に仕上げたものがオリジナルとして伝えられています。

 この話から、生まれた国はロンドンで、グロッグ・カクテルが1742年に作られたというので、それ以降に誕生したものと推測されています。このカクテルを製作した人はわかっていて、ジェリー・トーマスというバーテンダーなのですが、19世紀後半の方なので、そこから推測すると、カクテルの誕生は、かなり遅かったと思うところです。

 カクテルの名前は、当初、コペンハーゲンと付けようとしたらしいのですが、すでに同名のカクテルが存在しており、諦めて自分の名前をとり、トムアンドジェリーになったそうです。

 このカクテルはクリスマス・ドリンクとして、現在では、よく飲まれているそうです。日本でなじみがないのは、その作り方からくるのかもしれません。その作る工程は、ケーキでも作ろうかという手間がかかります。このカクテルを調べると五つほどレシピが存在し、バーテンダーによって、覚えたレシピが違ってくるカクテルでもあります。

 なので、ここでは、レシピの記載を省きますが、製作工程を少し教えますと、卵黄と卵白を分けて、別々に泡だてるという手間がかかり、とくに卵白の泡だて状態で見た目や味わいが変わってしまうカクテルと感じています。

 身体がとてもよく温まるカクテルの一つなので、寒さを感じるときに、注文をしてみてはいかがでしょうか。

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